こんにちは。
コーヒーマニアでもあるこちらのブログ管理人です。
僕は過去に世界一周の経験があったりして、様々な地域でいろいろなコーヒーを飲んできまして、
コーヒーの為に世界一周をしたといっても過言ではない話で、
今も時間さえあれば、度々海外を長期で旅行しているのですが、
今回はトルココーヒーの淹れ方という事について書いていきたいのですが、
日本のウェブサイトで紹介されている作り方と、現地での作り方が明らかに違っているんですね、
ですので今回は、僕が現地で直接学んだトルココーヒーの淹れ方というのをご紹介したいと思います。
【トルココーヒーの作り方】豆, 味, 飲み方 日本人が知らない本当の淹れ方
トルココーヒーを淹れる時の注意点
まず、日本のトルココーヒーの淹れ方についてのどの記事を見ても、
作る時は水から、そして2~3回沸騰させると書かれているところが多いのですが、
現地の人達から言わせるとこれらは完全に間違いみたい。
トルココーヒーを作る際の注意点としては、
お湯から作る、そして、決して沸騰させてはいけないという事。
理由としては、水から作ってしまうと長時間豆に熱を加えてしまう事になる為、
余計な苦みが出てしまう、
そういった理由で、トルココーヒーは決して沸騰させてはいけないみたい。
コーヒーって「淹れる」という作業も楽しみだったりしますよね?
せっかくトルココーヒーで、ほんの少しでも現地の雰囲気を味わいたいというのなら、
やっぱり現地のやり方に沿って作った方が気分も楽しいし、味も美味しい。
トルココーヒーの作り方:一番重要なのは、豆の大きさ(削り方)
トルココーヒーを作る際には、いわゆる「極細挽き」で、
エスプレッソなんかでも、この豆の細かさで作られますが、
西ヨーロッパ辺りだとコーヒーといえば「エスプレッソ」が主流。
中央ヨーロッパからトルコにかけて位の地域に関しては、ほぼ全ての地域が、
コーヒーといえば「トルコ式コーヒー(ターキッシュコーヒー)」
挽いた豆の細かさが中途半端な細かさだと飲む際に、
口の中が豆でザラザラしてしまい口触りが最悪、非常に飲みづらく気分も悪い。
なのであの辺の地域になると、もうトルココーヒー用に極細引きに挽かれた豆類がお店に並べられてたりする。
トルココーヒーを作る際に、必要な物・道具【準備編】
という事で、一般的にトルココーヒーを作る際に必要なものといえば、
この2つ。
それに加えて、コーヒーカップなどもそれ専用に合わせると雰囲気は倍増するかも。
ジェズベとはコーヒーを沸かす際に使われる小型のポットの事で、
正直、鍋でも作れなくはないとは思いますが、作るのが面倒だし飲む際にも面倒。
カップにつぐ際にも、余計な豆の残りがカップにガンガン入ってしまいますし、
ジェズベを使えばカップにコーヒーを淹れる際に、豆の大半がジェズベの中に残ります。
トルココーヒーの作り方:現地の人達の一般的な飲み方とその味について
そして現地の人達は、トルココーヒーを飲む際には必ず砂糖を入れて飲みます。
そうする事によって、コーヒーの味がそのままチョコレートの味に早変わり。
(甘さはその人達それぞれの好みで砂糖の量を調節)
イタリアなんかでエスプレッソを飲む際にも、
地元の人達はコーヒーに砂糖を足して飲む人がとても多い印象で、僕のイタリア人の友達も、
エスプレッソには必ず砂糖を2つ~3つ(袋入りのやつ)
トルココーヒーをお店なんかで注文する場合は、日本でいう茶菓子みたいなものが一緒に横についてくる事が多い。
トルココーヒーの作り方は道具さえ揃ってれば至って簡単
① まず、挽いた豆と砂糖をジェズベに入れる
↓
② ジェズベにお湯を入れてスプーンでかき回す
↓
③ そのまま軽く、沸騰寸前までジェズベを火にかける(決して沸騰させない)
これだけ。とても簡単。
そしてその後1~2分待てば、挽いた豆の粉がジェズベの下に沈んでいくので、
あとは、上澄み部分だけをカップにゆっくりと注ぐ
(粉が表面部分に少し浮いてる場合があるので、それはスプーンですくって捨てればOK)
コーヒーを飲む際には、底に沈んだコーヒー豆を飲まないようにするのが基本みたい(気にせず飲む人も中にはいる)
トルココーヒーの淹れ方まとめ
という事で今回は本場のトルココーヒーの飲み方という事で、
僕も現地に滞在中の際は毎度いろんなお店に行く度に、トルココーヒーの作り方を教わりつつ、毎日毎日飲んでいました。
今現在日本にいても、気分でコーヒーの飲み方を変えています。
トルココーヒーは作り方も非常に簡単なので、そういちいちかしこまって飲むものでもないし、
結局は自分の好き勝手に適当に飲めばいいとは思います。
ただやっぱりコーヒー好きからすると、コーヒーを淹れるという行為自体も楽しみだったりもするみたい。
という事で、
これでまた、お昼のコーヒータイムの楽しみが増える事間違いなしかも。
あとは現地の人達の前で実際にこの方法で作ってみればとても驚かれる事間違いなし。