今回は中米や南米を片道航空券でダミーチケットを作って旅行する際のやり方や注意点について。
僕自身は海外ノマドのような事をやっていて、現在70ヶ国以上は旅行していて、中南米も何度か行き来しています。
もちろんそんな中で今までいろんな国々で何度もダミーチケットを使ったりもしているので、
今回は中南米においての片道航空券での入国方法についてシェア。
方法としてはこんな感じ。
- ダミーチケットを作る
- ダミーチケット屋から安い偽の航空券を買う
- キャンセル可能な航空券を買う
- 真面目にチケットを買う
アジア圏やヨーロッパでなんかであればダミーチケットを作れる航空会社が多いし、
最悪の場合は、ANAなどでキャンセル可能なチケットを買うのも可能なのだけど、中南米だとそれがなかなか難しい。
ダミーチケットを作れる航空会社も少ないし、カウンターでの対応も厳しい+ANAなどは中南米では飛んでない。
そして中南米までは直行便がないので、一度アメリカに行く必要があり、その際にはESTAの申請も必要(トランジットでも必要)で、
アメリカのチェックインカウンターがこれまた厳しい。
アジア圏やヨーロッパ、アフリカを片道航空券で旅行する際のダミーチケットの作り方に関する記事はこちら。
中南米を片道航空券(ダミーチケット)で旅行する際の注意点
コパ航空とアメリカン航空でダミーチケットを作る方法と注意点
ダミーチケットを作るメリット=無料という事。
そして中南米においてダミーチケットを作るのに一番いいのはコパ航空のサイトを利用すること。
以前はユナイテッド航空もあったけど今は使えないはず。
コパ航空でダミーチケットを作る際の注意点としては、
コパ航空のサイトで航空券を検索しようとするとエラーが表示されて何も検索が出来ない状態+アプリを使っても同じになる。
これは日本国内からやWi-Fiを使っているとエラーが表示されるようになってるみたいで、
現地のSIM(例えばグアテマラのClaroなど)の通信網を使ってコパ航空のサイトを利用すればダミーチケットが作れる可能性が高い。
実際に現地を旅行していたアメリカ人もコパ航空のサイトでエラーが出ると文句を言っていて、
実際にスマホのデータに繋いでみたらコパ航空のサイトがエラーが表示されずに利用できるようになったのと、僕自身の経験を踏まえてもそう。
なのでコパ航空のサイトからダミーチケットを作る場合は、現地滞在時に、モバイルデータ通信を使ってアクセスしてみる事。
もしその方法がダメという事であれば、次の選択肢としてはアメリカン航空のサイトを利用してダミーチケットを作る事。
アメリカン航空であれば、予約後24時間以内に支払いがなければ、自動的にキャンセル扱いになる仕組みなので、カード情報などを入力する必要がない
なのでその場合は、英語で航空券の検索をかけて、必要情報を次々と入力しつつ、最後に表示される航空券の画面を保存して、余計な部分を画像編集ソフトできれいにまとめればOK。
※アメリカン航空は、英語で進めていかないと、最後の支払画面で「Hold」のボタンが出てこない。
ただし空港によっては、アメリカン航空のHoldチケット(ダミーチケット)の存在を知っている所もあるので、場合によってはこの方法が通用しない場合もある(特にアメリカやカナダは厳しい)
その場合は次の方法。
ダミーチケットを安くで買う方法
次にダミーチケット屋さんで偽の航空券を購入し、通してもらう方法で、おすすめは、
メリットとしては、偽チケットの購入が簡単で安い(10ドル~)
今のところ、片道航空券で中南米に入国する際に最も楽な方法はこれ。
ほんの1000円ちょっと払えば、他にダミーチケットを作ったり、いろいろと煩わしい事をしなくても済むので、基本的にはこの方法でいいと思う。
どの航空会社がどの路線を飛んでるかを調べるのに便利なサイトがこれ。
https://www.flightconnections.com
「From」に今いる場所を入れて「To」は空欄のまま検索をかける
その後にAirlinesで自分が知りたい航空会社を選べばどの航空会社がどの路線を飛んでいるのかが分かる。
ただやっぱりどうしても出来るだけ安く済ませたいという場合は次の方法もあり。
ANAやユナイテッド航空、Expediaでキャンセル可能なチケットを買う
次にキャンセル可能なチケットをとりあえずは一度購入しておいて、後日キャンセルして後から返金してもらう方法。
この方法のメリットとしては、無料で出来るという事。
ただしデメリットとしては、後々キャンセル処理をする必要があるのと、キャンセル可能な航空券自体が高額なため、もしキャンセルをし忘れた場合にはかなり痛い出費になるという事。
Expedia
キャンセル手数料が無料の航空会社でおすすめなのが、
Expediaのサイトでキャンセル可能な航空券を購入後、24時間以内にキャンセルをするという方法。
やり方や注意点としては、サイトの国設定を日本ではなく、例えばアメリカなどに変えて検索、購入をする事。
※国設定を日本のままで検索するのと、別の国に変えて検索をかける場合だと、表示される航空券の内容が変わってくる。
中南米においては、例えば国設定をアメリカなどにして検索をした場合だと「キャンセル料なし」の航空券が多く表示されるのにも関わらず、
国設定が日本のままだと、仮に同じ日付で同じ空路だとしても「キャンセル料なし」のチケットが表示されない。
仮に国設定を日本で言語だけを英語に変えたとしてもダメ。
なので中南米でキャンセル無料のチケットをExpediaで購入する際は、必ず国設定を変えて検索すること。
そうすればフィルターで「キャンセル料なし」という項目を選ぶ事が出来るようになるはず。
そうしたら後はチェックを入れてフィルターをかけて航空券を探せばOK。
国設定を日本から別の国に変えるだけでも航空券の料金がガラッと変わって来る
そうすると、チケットの詳細に「Refundable」と表示されるので、次々進んで行くと、
「No change fee for all flight」という表示や、Check Outの前に、
24時間以内だったら手数料かかりませんよという事で、「Free cancellation」という表示も確認出来る。
後は必要事項を入力していって、ひとまずお金を払って、フライトの詳細がメールで届いたら、
もしくは搭乗ゲートまで行けたら、後はキャンセルの手続を取ればOK。
キャンセルする場合は、サイト上にある「サポート」からチャットサポートをしながらキャンセルをするのが一番簡単かも?
他には「予約の確認・管理」からキャンセルするという方法もあり。
ちょっといろいろと面倒な部分もありますが、中南米においては仕方がないことかも。
そもそも中南米以外であれば、わざわざExpediaなんかを使わずに、普通にダミーチケットを作った方が簡単。
※中南米だとダミーチケットを作れる航空会社が少ないが、それ以外の国々であれば、ダミーチケットを簡単に作れる航空会社が大量にある
真面目にチケットを買う
バスチケットなんかだと、直近の購入でも安いので、最悪この方法もあり。
中米だと「TICAバス」なんかがおすすめ。
僕も中米を移動する場合は、毎回この「TICAバス」でバスのチケットを購入しています。
中南米を片道航空券(ダミーチケット)で旅行する際の注意点:まとめ
- アメリカン航空でダミーチケット
- ダミーチケットを安くで買う
- キャンセル料金が無料の航空券を買う
- 真面目にチケットを買う
とにかくいろいろと面倒な場合は、1000円ちょっと払って偽の航空券を購入した方が早い
なのでまずは1の方法を試して、それがダメなら2の方法でOK
ただしどうしても金を払いたくないといった場合は、3のキャンセル可能なチケットを購入後、後日キャンセル
もしくは、ある程度の日程が組めるようであれば、バスのチケットを予め買っておくという方法もあり。
中南米は片道航空券で旅行のがなかなかめんどくさい。
例えば荷物が少ない人(預け荷物、受託手荷物がない人)なんかだと、オンラインチェックイン後にカウンターを通らずに行けば、
航空券をチェックされない事もある(たまに確認される事はあるみたいなので注意)
僕自身も実際にカウンターで「出国チケットは?」と聞かれずにそのままスムーズに行ける事もあるし
まぁどれもこれも結局のところは運次第というところですね。