スペイン語の基礎文法に関する記事で、あまり真面目にみっちりと勉強する気はないけれど、
ほんのちょっとだけスペイン語が話せるようになりたい、本当に片言話せればOK。
そしてあわよくばスペイン人と仲良くなりたい、というような人達に向けて書いた記事。
初心者向けにせめて必要最低限これだけ覚えてれば、
会話に関してはギリギリ何とかいけるよというスペイン語の基本的な部分に関して。
なので、あまり専門的にしっかりと勉強したいという人に関しては、
今回の記事はあまり当てにならない可能性があるので、そのままページを閉じてもらった方がいいかも。
スペイン語の基礎文法|基本・初心者向け|これだけ覚えればOK
今回は初心者向けの記事で、ほんのちょっとだけスペイン語が話せるようになりたい人に、
必要最低限これだけ覚えてればOKという、スペイン語の基本的な文法に関しては、
「5W1H」と、あとは動詞の活用の「一人称」「二人称」までを覚えればOK。
スペイン語の基本的な文法:一人称
スペイン語の動詞は、動詞の末尾が全て「ar」「er」「ir」で終わるという特徴があって、
スペイン語では動詞を使う状況によって、この「ar」「er」「ir」の部分が別の形に変わるのが特徴。
例えば日本語でいうと、基本的には「食べる」が「食べた」に変わるようなもの。
まぁここら辺に関しては、今回はあまり詳しくは書かない。
しかしながら今回ここに書いてある文法を覚えてれば、
必要最低限、会話をしていく分には十分でしょという文法をまとめてみた。
現在形:o
Hablar = Hablo
Comer = Como
Vivir = Vivo
過去形(~した):Fui a|aba/ía(線過去) é/í(点過去)
スペイン語では過去の事について話す時に、その時々によって動詞の末尾が変わるのだけど、
毎回いちいち動詞の末尾を考えながら喋るのがめんどくさいという時がかなりあるはず。
なのでその場合は、基本的にはもう全部「Fui a」を使えばOK。
Fui a Tokio
Fui a comer
Fui a beber
と、こんな感じで、ここら辺に関しては、
実際にスペイン人や南米現地の人達に聞いてみて、それでも全然大丈夫と言ってもらえたのでOK。
細かいニュアンスを気にする人はちゃんと使い分ける必要があるのかもだけど。
過去形(~していた):Estaba + ando/iendo
Estaba estudiando inglés
Estaba comiendo marisco
未来形:Voy a|aré/iré/eré
上の過去の事について話す時と同じように、スペイン語では未来の事について話す時も毎回動詞の末尾が変わる。
例えばこんな感じ。
Estudiar = Estudiaré
Comer = Comeré
Beber = beberé
なのでこれに関しても、毎回いちいち動詞の末尾がどう変わるかというのを考えながら話すのが面倒という場合はもう全部「Voy a」でOK。
「Voy a」に関しては、これから~するよ、普段から習慣的にしてる事に関して言う時に使うみたい。
Voy a ver
Voy a dormir
Voy a comer
現在完了形(~した事がある、経験を表す言葉):He + ado/ido
He estado en España
He vivido en Europa
現在完了形(~した事がない、経験を表す言葉):Nunca + he + ado/ido
Nunca he estado en México
Nunca he vivido en Corea
~したい:Quiero
Quiero ir a un restaurante
Quiero beber cerveza
~できる:Puedo
Puedo hablar Español
逆に「~できる?」と聞く時は、
¿Puedo hablar Español?
という感じで、?マークをつけるだけでOK。
スペイン語の基本的な文法:二人称
上の一人称の場合は、自分が誰かに対して言う時に使う用の文法。
次は自分が相手に対して使う時の文法について。
現在形:as/es
Hablas chino
Comes carne
疑問形に関しては、この形に?マークをつけるだけ。
ただしこれに関してももし分からない、もしくはめんどくさいといった場合には、全部動詞の原型のまま使ってもOKかも。
ただ実際にスペイン人や南米の人達に聞いたところ、それだとちょっと変に聞こえるみたい。
でもそんなもの全く気にしないよというような、強い心を持った人ならもうこんなの全無視でOKだと思う。
過去形:Fuiste a|aste/iste/este
相手に対して、相手の過去についての話をする場合、
基本的には動詞の末尾が「aste/iste/este」に変化する形だけど、
これもいちいち毎回考えるのがめんどくさい時は、全部「Fuiste a」でOK。
Fuiste a Tokio
Fuiste a comer
未来形:Vas a|arás/irás/erás
二人称の場合でもやっぱり未来の事について話す場合は、動詞の語尾が「arás/irás/erás」の形に変わる。
Estudiarás inglés
Comerás un pan
Vivirás en México
ただこれも毎回動詞がどう変わるかというのを考えながら話すのがめんどくさければ全部「Vas a」でOK。
「Vas a」に関しては「Voy a」と同じで、普段から習慣的にしてる事について言う時に使うみたい。
Vas a estudiar inglés
Vas a comer un pan
Vas a vivir en México
Vas a ir a la biblioteca
スペイン語の基本的な文法|疑問形
疑問形(~する?):動詞 + as/es
二人称の現在形の形がこれ。
Hablas chino
Comes carne
これらを疑問形にする場合は?マークをつけるだけでOK。
¿Hablas chino?
¿Comes carne?
疑問形(~した?):動詞 + aste/iste
上にも書いたように、二人称の過去形はこの形。
Enviaste un mensaje
Comiste plátano
Aprendiste portugués
これらを疑問形にする場合は、ただ?マークをつけるだけでOK。
¿Enviaste un mensaje?
¿Comiste plátano?
¿Aprendiste portugués?
疑問形(~してる?):Estas + ando/iendo
¿Estás limpiando tu habitación?
¿Estás viendo un drama coreano?
現在完了形(~した事がある、経験を表す言葉):Has + ado/ido
Has estado en Colombia
Has comido carne de perro
尋ねる場合は?マークをつけるだけ。
~したい:Quieres
Quieres beber cerveza
~したい?:Quieres
¿Quieres beber cerveza?
?マークをつけるだけ。
~できる:Puedes
Puedes venir a mi casa
~できる?:Puedes
¿Puedes venir a mi casa?
?マークをつけるだけ。
スペイン語の基礎|よく使う基本的な文法
次に普段よく使いがちな文法について。
~がある:Hay|~がある?
「~があるよ」の文は、最初にHayをつけるだけ。
Hay un aguacate
逆に「~がありますか?」と聞く場合は、
最初にNoをつけるだけ。
No hay un aguacate
Do you have|~がある、ありますか?~を持っている、持ってますか?売ってますか?:¿Tienes?
相手に対して、これありますか?~持ってますか?と聞く場合、
英語で言うと「Do you have」にあたる文章。
これに関しては、最初にTienesをつけるだけ。
¿Tienes agua?
「Tengo(一人称)」「tienes(二人称)」は英語でいうと「Have」にあたる単語で、
(Yo) tengo esto
(Tú) tienes esto
こんな感じの使い方。
~しなければいけない:Tengo que
英語でいうと「I have to」にあたる文で、~しなくてはいけないに使う文法が「Tengo que」
Tengo que ir a casa
そして相手に対して使う場合は「Tienes que」
¿Tienes que ir a casa?
~だと思う|~と思った(一人称):Creo que|Pensé que
英語でいう「I think」にあたる文で、~だと思うという文の表現。
「Creo que」
Creo que esto es raro
そして、~だと思ったの文章に使う文法が「Pensé que」
Pensé que esto es raro
~だと思う?(二人称):Crees que
そして次は自分がどう思うかではなく、相手にどう思うかを尋ねる時に使う「Crees que」
¿Crees que es hermosa?
~知ってますか?:Sabes
~知ってますか?の文に使う文法で、英語でいうと「Do you know」にあたる文。
¿Sabes qué es esto?
¿Sabes dónde está la terminal de autobuses?
こんな感じでよく使う文法に関しては、今後もまた見つけ次第こちらの記事に追記していく予定。
スペイン語の基本的な文法:5W1H
次にスペイン語だけに限らず、どの語学を勉強する場合でも重要なものが「5W1H」で、
これを覚えれば会話の応用や幅が一気に広がるようになるので必須。
なに(What):Qué
¿Qué te gusta?
どこ(Where):Dónde
¿Dónde está la terminal de autobuses?
いつ(When):Cuándo
¿Cuándo vienes?
¿Cuándo vas a venir?
なんで(Why):Por qué
¿Por qué te gusta esto?
だれ(Who):Quién
¿Quién es?
どうやって(How):Cómo
¿Cómo es?
どのくらい、いくら(How much):Cuánto cuesta
¿Cuánto cuesta esto?
スペイン語の基礎文法|基本・初心者向け|これだけ覚えればOK|最後に
必要最低限、今回のこの記事に書いてある文法を覚えて、
あとは自分の中で使う単語のみを少しずつ必要最低限な部分のみ覚えていけばOK。
それに加えて、あとは簡単な接続詞がちょこちょこと増えていけばもう完璧。
例えば「Pero」「Porque」「Debería」「Todavía」「También」などなど。
あとは上にも書いたようにもしいろいろとめんどくさかったら、最悪全部動詞の原型のみを使っていけばOKで、
最初に私とかあなたとか彼とか彼女とかをつけてれば、わざわざ動詞の形を変えなくても相手には全然伝わるでしょっていう。
そこら辺に関しては、現地の人達もちょっと変には聞こえるけど、一応通じるよとは言ってくれているので、最悪の場合はそうすればOK。
語学を学ぶにあたっては無駄に時間をかけない事も重要で、そうしないとキリがない。
なので、最短でゴールを目指すためには何を省いていくかというのも重要。
例えば今後これで食っていくんだ!いい仕事について給料を上げていくんだ!とかそういう真面目な理由がない限りはある程度適当でもOK。
そして最後にもう一度、今回の文法を簡単にまとめておくと、