体調によってはコーヒーも飲めますし、ノンカフェインなら特に問題はありません
ですので、本日は膵炎患者のためのコーヒーの選び方とコーヒーを飲むメリットについてご案内致しますね
という事で、こんにちは。
以前「重症急性膵炎」というものになってしまったくせに、
未だにコーヒー中毒の、ヨロです。
今回は、そんな僕のような、膵炎持ちなのにも関わらずコーヒー中毒という人のための「コーヒーの選び方」
という事で、まず初めに結論から言うと、
- ノンカフェインコーヒー(デカフェ)なら安心
- オーガニックのものを選ぶともっといい
ここでわざわざ「オーガニック」のものをおすすめする理由としては、
- カフェインを取り除く際に使用する薬剤の毒性が気になる
- 普通のコーヒーとオーガニックのもので値段がほとんど変わらない
今回は、そういった薬剤についての話をメインに、
なぜわざわざ「ノンカフェインコーヒー」に関しては「オーガニック」のものを選ぶ方がいいのか?という事について
あとは、コーヒーを飲むメリットについても軽く触れてみました。
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【膵炎・食事ブログ】膵炎とコーヒーの関係性は未だにはっきりと分かっていない事も多い
膵臓や膵炎に関しては、まだはっきりと分かっていない事がとても多くて、一度悪くしてしまうと、とても厄介な内臓、
コーヒーと膵炎の関連性については、インターネット上の情報や、医者の先生の話、あとは自分の経験からすると、
まず、一般的に「膵炎患者」にとって「カフェイン」は良くないと言われてるものがあったり、
かと言って、一方では「コーヒー」は、健康的なメリットも大きく、膵炎予防にも効果的などと言われていたりと様々、
でもまぁ、ここに関しては人によっても合う合わないがあるので、僕の経験上、
とりあえず「膵炎持ち」に関しては「コーヒー」は控えた方が無難、
それでもやっぱり「コーヒー」を飲むと落ち着くし、コーヒーのリラックス効果や健康効果は高く、メリットはとても多い、
「コーヒー」には適度にポリフェノールも含まれていたり、それは「ノンカフェイン」でも同じ。
ただ、普通のコーヒーなら何も気にしなくてもいいところ「ノンカフェインコーヒー」ともなると、
カフェインを取り除く際の方法によっては、いろんな薬剤を使っているパターンもあり、
一概に「ノンカフェインコーヒー」なら何でもいいよ、とも言えない部分もある、
ノンカフェインコーヒーを買う時の注意点
カフェインを取り除く方法は、大まかに分けると、
- 水に浸ける
- 二酸化炭素を使う
- 酢酸エチル(エチルアセテート法)
- ジクロロメタン(塩化メチレン、メチレンクロライド)
この中の「水に浸ける」と「二酸化炭素」を使用するという点については、
薬剤などの危険性はなく、問題はなし、
水で抽出する場合は、生の豆が水に浸される時にカフェインが水中に溶けだす、ただその際に同時にコーヒーの香りも外に抜け出す。
「二酸化炭素」の場合は、CO2がカフェインを狙って取り除くので、比較的おいしさはそのままとの事。
今回、ここで問題になるのが「酢酸エチル」と「ジクロロメタン」
ジクロロメタン(塩化メチレン、メチレンクロライド):個人的には問題あり
僕の場合は、何か食べ物や添加物を選ぶ際には「国際がん研究機関(IARC)」の情報を元に決める事も多く、
「ジクロロメタン(dichloromethane)」は「その国際がん研究機関(IARC)」では「Group2A」に位置されていて、
この「グループ2A」というのは、ヒトに対する発癌性がおそらくあるとされているもの。
ここではあんまり詳しい事は書きませんけど、
「厚生労働省」なんかも「ジクロロメタン」は発がん性があるよと言っていたり、
この成分に関しては、どの資料を見ても「有害で発がん性がある」と書かれているようなものばかり、
僕の場合「コーヒー」は毎日飲むものなので、わざわざそういったものを、今後も好んで買う必要はないのかなぁと、
という事で「ジクロロメタン(塩化メチレン、メチレンクロライド)」を使用してそうなものは買わない。
酢酸エチル(エチルアセテート法):個人的には問題あり
次に「酢酸エチル」
コーヒー豆からカフェインを取り出す際には「エチルアセテート法」という方法を取る事もあり、
この「酢酸エチル」に関しても、明らかに毒性があると言われているため、これもパス。
これらに関して厄介なのが、メーカーにはカフェインの分離方法を表示する義務がないという点、
なので、言い換えれば「やりたい放題」
とはいえ、それらの薬剤に関してはきちんと規制もされているはずなので、基本的にはそこまで気にする程のものでもないのかもだけど、
少なくともオーガニックの認証を受けていれば、農薬も溶剤も使ってないよという印にはなる、
しかも、普通のものもオーガニックのものも、値段がそこまで変わらない。
それなら別に、今後も毎日ずっと飲み続けていくものなので、別にオーガニックのものでも問題はないなぁという結論。
ただでさえ膵臓がやられてるのに、もうこれ以上、訳の分からない負担はかけたくないなぁと。
コーヒーを飲むメリット
- 糖尿病や心疾患、癌(特に肝臓がん)などの予防になる
- 記憶力を良くし、アルツハイマーなんかの予防にもなる
- 運動をする人にとっても良い(パフォーマンスを上げる)
これらに関しては「ノンカフェイン」のものでも、しっかりとコーヒーの健康的メリットはあると言われていて、
どうやら、コーヒーの抗酸化成分やポリフェノールがいいとの事、
(コーヒーのポリフェノール量は、緑茶のおよそ3倍)
ただ、妊婦さんや子供にはあまり良くないようなので注意。
膵炎持ちの人にもOK, ノンカフェインコーヒーのおすすめ商品【オーガニック】
という事で、今回の内容を含めておすすめ出来る「コーヒー」は、
粉タイプのノンカフェインのオーガニックコーヒー
まずは粉タイプのもので、個人的に一押しなのは、
「マウント ハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレス ロースト&グラウンド コーヒー 250g」(アマゾン)
そして次にさっぱり系の、
「ウィンドファーム有機栽培カフェインレスコーヒー粉 200g」(アマゾン)
豆タイプのノンカフェインのオーガニックコーヒー
次に豆タイプのものになると、アマゾンだと選択肢がちょっと少な目で、
そんな中でも選べるものとしては「ウィンドファーム有機栽培カフェインレスコーヒー豆 200g」位のもの。
ノンカフェインのインスタントコーヒー(オーガニック)
次に、自分で入れたり豆を挽いたりというのはめんどくさい!といった場合には、
アマゾンでも一番人気の「マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー100g インスタント」
マウントハーゲンはヨーロッパでも有名なメーカーなので安心。
僕の場合は、毎朝豆をガンガンに削って「エスプレッソメーカー(モカポット)」でアイスコーヒーを作ったり、
「フレンチプレス」で一度に大量に作ったりもするので、豆タイプのものを買う事が多いかも。
【膵炎・食事ブログ】コーヒーって飲んでいいの?悪い?おすすめはオーガニックとその理由:最後に
今回は膵炎の人でも飲めるコーヒーについての記事だったのですが、それに加えてもう1つおすすめのアイテムというのが、
これが1つあるだけで、毎日冷たいノンカフェインの美味しいアイスコーヒーを飲む事が出来る。
作り方としてはとても簡単で、氷水にモカポットで入れたエスプレッソを入れるだけ。
普通にコーヒーを淹れる場合だとお湯を大量に使うのでいちいち冷ますのにも時間がかかるし、
外でノンカフェインのアイスコーヒーを飲もうとすると、コンビニではまず手に入らないしちょっといいカフェに毎度行かなくてはいけなくなる。
なのでもし普段からアイスコーヒーが大好きという人にはかなりおすすめで、
この「モカポット」ならほんのちょっとのコーヒー豆とお湯だけで、かなり濃縮されたエスプレッソが抽出出来るので節約にもなる。
僕もこれで毎日美味しいノンカフェインのアイスコーヒーを淹れて飲んでいて、はっきり言ってコスパはいいです。
僕は基本的には「アマゾン」と「アイハーブ」でしか買い物をしないので、
特に「アイハーブ」なんかは、化粧品にしてもプロテインにしても、何に関しても安過ぎ。
「アイハーブ」なんかはほんの数日で届くし、質も値段もいい、
しかもある程度まとめて買えば、送料も無料。
調理用の油も「アイハーブ」一択で、
「クルミ油」だったり「アボカドオイル」だったりと、種類も豊富。
これらは実際に、僕も使っているもので、
膵臓が悪いからとあまりに油を摂らないのも、栄養不足になりがちで便秘にもなりがち、
なので、もし摂れるものなら出来るだけ摂れる範囲で、質の良い油を摂っていきたいなと考える派。
便秘気味や便が固くて困っているという人には「イヌリン」なんかもおすすめ。
過去の「イヌリン」に関する記事はこれ、
日本人の食物繊維不足の味方、便秘、便が固い、低脂質ダイエット中の人にも効果的
「コーヒー」は健康的なメリットも沢山ある飲み物なので、今後も上手に付き合っていきたいもの。
でもまぁ何だかんだで、やっぱり一番悪いのは「ストレス」だったりするんだろうなぁ。
膵炎になっちゃったんだけど、もう一生コーヒーって飲めないのかなぁ?