ケニア・ナイロビの空港から市内までの移動方法、治安面や物価、両替所、SIM

今回はケニア・ナイロビの空港(ジョモ・ケニヤッタ国際空港)から市内までの移動方法や治安面、物価や両替所について。

ケニアに関しては、今回僕は一人で朝から晩までいろいろな所を周ってみて思った事、感じた事について書いてみました。

ケニア・ナイロビ、ダウンタウン付近の治安について|一人で歩ける?

ケニアのナイロビの治安については、

ナイロビ=世界三大凶悪都市というイメージがありますが、実際のところはそこまで治安は悪くありません。

これに関しては、僕がたまたま被害に遭わなかったというだけで、はっきりと自信を持って安全と言えるわけではないのですが、

少なくとも僕は1人でナイロビでも割と治安が悪いと言われているダウンタウンの中心部を、毎日朝から晩まで、

散々いろんな所を歩き回ったその感想として、正直全然普通に歩けるし、ネット上で言われているような凶悪さはなく、

治安面で言えば、中南米の方がよっぽど治安が悪いなという印象を受けました。

人々はフレンドリーだし、歩きスマホをしてる人達も普通に多いし、特に治安が悪いと言われている場所の近くには、

昼間であれば、銃を持った警察官や軍隊の人達もちょこちょこいるし。

正直ナイロビのダウンタウンであれば、一人でガンガン歩いたとしても特に問題はないなという印象です。

あるとすればほんのちょっとのボッタクリくらい(とはいってもせいぜい数十円からいっても数百円程度かも)

市内の人達とも散々会話をし、治安などに関する情報についても散々聞きまわって、

地元の人も「夕方7時くらいまでであれば、1人でどこに行っても全く問題ない」という事でした。

ただし、夜はやっぱり外に出るのはやめた方がいいとの事と、ここからこっちは行ったらダメ!という線引きがあるみたいです。

なのでほんのちょっと近所に買出しに行く程度であれば、夜でも問題ないという風にも言われましたし、

本当は良くないのですが、僕は夜もバンバン外に出てましたが、行く場所さえ間違わなければ大丈夫かもという感じでした。

夜間で一番危ないのは、強盗はもちろんですが、特に警察官が面倒だという事で、ナイロビ市内を歩く際に、

一番重要な事は、パスポートは常に持ち歩く事だそうで、これがないと夜の警察官は昼間と違い、パスポートを持ってないとなると、

かなり高額な罰金を請求してきたりするとの事で、地元の人たちも夜の警察官を嫌っていると言ってました。

どうやら夜の警察官はかなり悪質みたいです(旅行者はパスポートさえ持ってれば大丈夫みたい)

ケニア・ナイロビの空港から市内までの移動方法|バス?タクシー?

上にも書いたように、ナイロビの治安に関しては、実は思ったよりも安全なのでは?という事もあり、

ナイロビの空港から市内までの移動方法は、無理にタクシーに乗らずとも、

市内のローカルバスで十分なのではないかと。しかも費用も安くて50円程度。

それでももし不安がある、もしくは荷物が多いという事であれば、

Boltなどのアプリで空港から市内までは、750円とかその程度(Uberだともうちょっと高くて1200円くらい)

なのでケニアに行く際には、UberよりもBoltをダウンロードしておく事をおすすめします。

そして、空港についた時にSIMの契約をしておけば、あとは空港から直接そのままホテルまでBoltを使って行く事が出来ます。

ケニアで使うSIMはどこがおすすめ?

ケニアの空港にはいくつかの携帯会社がありましたが、軽く見た感じ一番安かったのが、

TelcomのSIMが一番安くて、12GBで1000シリング

今回僕は、Safaricomで契約をしましたが、Safaricomだと30日の8GBでSIM代合わせて1200シリング+通話+SMSつき。

なので、特にこだわりがなければSafaricomでもOKで、Safaricomであれば「M-PESA」というモバイル決済サービスも使えます。

ただ短期旅行であればはっきり言って、どこの会社のものを使っても問題はないはずで、M-PESAも短期であれば使う機会はないです。

ケニア・ナイロビ市内の両替所|空港?市内?ダウンタウン?

空港内での両替については、荷物が流れてくるレーンの近くに2つ両替所がありますが、そこではなく、

外に出る直前にある両替所のレートが一番いいので、そこである程度のお金を両替しておいて、

あとは市内にある両替所を使うといいです(米ドルが一番レートがよくて、日本円だとかなり悪いので米ドルを持っていく事)

もしくはATMを使うか。

ナイロビの空港内にある両替所に関しては、一番最初のこの2つはダメ。

3つ目のこれもダメで、出口付近の4つ目の両替所が一番レートがいい。

ただしナイロビの空港は、一度入口から出てしまうと中に入れなくなってしまうので、間違って外に出ないようにする事。

そして市内の両替所に関しては、例えば1ドル=133シリングと電光掲示板に書かれていたとして、

1ドル=135シリングくらいまでは普通に交渉が出来たりもするので、ほとんど手数料なしで両替をする事が可能です。

ケニア・ナイロビの物価について

物価に関しては日本と比べると圧倒的に安い印象で、割ときれいなレストランでも300円程度出せばお腹いっぱい食べれますし、

ケニアに関しては料理の量がいちいち多いので、場合によっては大の大人でも全部は食べきれないという事もあると思います。

僕もかなり食べる方だとは思うのですが、それでも食べてる途中からもういいやって思うくらいに量が多いです(店によるかも?)

あとはそこら辺の道端で売ってる食べ物であれば、50~100円程度あれば食べれますし、上にも書いたようなきれいめなレストランではなく、

地元の人達が集まるような、完全にローカルな場所に行けば、100円も出せばある程度は満足にお腹いっぱいになるのも余裕。

例えば、アフリカンティーとかいうお茶にミルクが入ったようなものが30円に大きめのパンも30円のこれで60円とか。

そういった安いレストランだとチャパティなんかも20円で食べれるし、ちょっとした豆やウガリなんかが混ぜられたようなしっかりした料理もかなり安い。

正直ある程度きれいなレストランとそういった完全にローカルなご飯屋さんと比べても、味はほとんど変わらないどころか、

下手するとローカルな安いレストランの方が人々もフレンドリーで居心地もいいし、しかも美味しかったりもする。

例えばこれなんかも、ウガリにおかず1品にスープにミルクティーの、これ全部でたったの100円なので、

ナイロビの物価がどれだけ安いのかというのが分かるはず。

なので、毎日こういったローカルなレストランでご飯を食べてれば、食費も一ヶ月に1万円は余裕で切ります。

ナイロビの物価は本当に死ぬほど安いので、下手すると1ヶ月6000円~7000円の食費で済ませる事もそんなに難しい事でもないでしょう。

あまりにも安過ぎてこちらが申し訳なくなってくるレベル。

他にもスーパーで食パンを買ったとしても、日本の1斤70円とかで、水もスーパーで大きめのやつが70円くらいで、特に果物はかなり安いです。

ホテルの宿泊費に関しても安くて、トイレもお風呂も自分の部屋についてるタイプのきれいなホテルの個室が1000円ちょっとからで、

1500円も出せばかなり余裕で、蚊も変な虫(南京虫など)もいない、セキュリティも良く、ダブルベッドでフカフカな部屋に泊まれます。

僕が見た限りだと、他にも個室で安くて600円とかで、何だったらもう少し汚いところでOKという事であれば、

もっと安く泊まれる所もありそうな感じで、ナイロビは元々ドミトリーが少ないみたいで、基本的には個室になるはず。

日本人の人達には「ニューケニアロッジ」というホテルが割と有名ですが、

あそこは別に値段も特別安くない上に汚い事に加え、旅行者が一番嫌うであろう南京虫も出るという事で、

個人的にはなぜあんな所に泊まるのかが分からないと思うくらいで、コスパとしては最悪で、

もっと安くてきれいで面白いホテルはその近所にもたくさんあります。

ケニアは怖くて不安なので、同じ日本人のお友達が欲しい、あとはサファリツアーに行く際の人数集めという事であれば、

ニューケニアロッジでそういった同じ目的を持った仲間を探すというのならギリギリありかなーというくらいで、

別にそんな虫だらけの汚いホテルにわざわざ泊まらずとも、その周りにもっと安くていいホテルがたくさんあります。

ケニア・ナイロビの空港から市内までの移動方法、治安面や物価、両替所、SIM|最後に

という事で、今回の内容を簡単にまとめると、

  • 治安=そこまで言われるほど悪くはない(ダウンタウンでも余裕で独り歩きが可能な印象、ただし自己責任)
  • 空港から市内までの移動方法=バスでも全然OK+安全|お金に余裕があるならタクシー
  • SIM=空港でゲットする(会社はどこでもOK。こだわりがなければSafaricomでOK)
  • 両替=空港の出口付近にある両替所で少額を両替し、あとは市内でレートは交渉可+米ドル最強
  • 物価=日本と比べるとかなり安い+毎回ご飯の量が多いので注意
  • とこんな感じで僕の場合は、実際に危ないと言われているようなエリアにも散々行ってみましたが、全く何の問題もなかったし、

    ダウンタウンも一人で隅から隅まで歩き回りましたが、確かに裏路地の人が少なくホームレスが多めの場所はちょっと怪しい印象を受けましたが、

    それ以外に関しては、言われているような凶悪都市では全くなかったなーという印象で、全然普通に歩けます。

    ダウンタウンでも夜もバンバンに出てましたし、ただし危ない場所もあるとの事なのでそこは地元の人達にしっかりと聞く事。

    一応、安全安全とはいえど、それがたまたま僕が運が良かっただけという可能性も全然あるので、

    そこら辺に関しては、ご自分でいろいろと判断していただければ、あとは本当に地元の人達の話をよく聞く事が重要という感じです。

    実際に夕方になるにつれて人でウジャウジャとごった返すので、スリや強盗には十分に注意する事と、

    9時を過ぎる頃には道端の露店もなくなって、それに伴って人がかなり少なくなる事に加え、警察もいなくなるので、

    出来る事なら、夕方になるまでには出来るだけ食料は買い込んで、夜は一切外に出ないというのが一番です。

    8時以降は食料品を買えるお店も減るし、街を歩く人も徐々に少なくなってくるので、あまり外に出てもいい事はないかもです。

    パトカーもサイレンを鳴らしてウロウロしだすし、日によっては銃声も聞こえるとの事。

    僕は正直、ナイロビであれば物価も安いし、人々もフレンドリーで治安も思ったよりも悪くなく、全然住めるなーとも感じました。

    ただし何度も言うように、夜は出来る限り自宅に引きこもって、むやみやたらとに外には出ない方がいいです。

    もしどうしても出なくてはいけない場合は、地元の人達曰く、夜は警察が厄介なので外に出る時は必ずパスポートは持っていけとの事です。

    今回の記事が参考になれば幸いです。