今回の記事は古いパソコンにLinuxを入れる方法という事で、
自宅にあった古いiMacにUbuntuを入れてみました。
こうする事によって、もう10年以上も前に買った使い物にならないiMac(OS 10.5)が、素晴らしいパソコンに早変わりしました。
Ubuntuをインストール際には、Macのパーティションは分けても分けなくてもどっちでもOKです。
僕の場合はパソコンに入っていたMac OSが古くて使い物にならなかったので、
もう始めからMac OSはまっさらにしてUbuntuのみのパソコンしました。
あとMacのOSが古い場合は、インストールディスクで初期化する必要があります。
古いiMacにLinux|インストールディスクを作成
という事で古いパソコン(iMac)にLinux(Ubuntu)を入れる際には、まずはUSBメモリ、もしくはDVD-Rが必要です。
Ubuntuをインストールする際には、まずは、
https://jp.ubuntu.com/download から Ubuntuをダウンロード。
今回はとりあえず「ubuntu-ja-20.04.1-desktop-amd64.iso」をダウンロードしました。
そしてインストールディスクを作成する際のソフトは「Rufus」がおすすめです。
という事で「Rufus」をダウンロードし起動。
緑色のゲージが最後までたまったらインストールディスクの準備はOK。
古いパソコン(iMac)にLinuxを入れる際の注意点
出来れば最初から有線かUSBテザリングでインターネットに接続した状態で、
パソコンにUbuntuをインストールした方がいいです。
そうする事によって、パソコンにUbuntuをインストールする時に、
ドライバなど他にもいろいろな必要なものを一緒にインストールする事が出来るので、
そうしないと後々無線での接続、Wi-Fiの設定等がめんどくさくなる場合があります。
その際には上の画像のような感じでチェックを入れておけばOK。
古いパソコン(iMac)にUbuntuをインストール
USBメモリやDVD-Rを使って、無事にインストールディスクが出来上がったら、
古いパソコン(iMac)の電源を切って再度入れ直し。
電源を入れ直す際には「optionキー」を押しながら電源を入れると、
起動ディスクの選択になるので「EFI Boot」の方を選ぶ。
そうすると、GRUB画面と呼ばれる真っ黒な画面が表示される事があるので、その場合は一番上のUbuntuを選択。
(他にもSafe Grafityだったり、OEM Installだったりといろんな項目が出る事がある)
ここでもしUbuntuの起動が上手く出来なかったり、ここでエラーが出るようなら、
インストールディスクを使う際のソフトがダメだったり、
後は他にも何かしらエラーの原因があるので、表示されてるエラーメッセージを詳しく見てみる必要がある。
しかし、Ubuntuの起動自体はこれだけで非常に簡単です。
基本的には「Rufus」を使えば、あとは何の問題もなくスムーズにインストールまで完了するはず。
Ubuntuのインストール自体は、画面右上のUbuntuインストールのアイコンをクリックするだけでOKで、
あとは勝手にUbuntuのインストールが始まります。
インストールが無事に終わったら真っ黒な画面に白文字で「メディアを外してEnterキーを押して下さい」と英語で表示されるはずなので、
USBを外してエンターキーを押せば、そのままUbuntuが立ち上がるはず。
そしたら無事にパソコンにUbuntuのインストールが完了で、
今後はUSBメモリやDVD-Rを使わずに、パソコンをUbuntuで起動する事が可能です。
古いパソコン(iMac)にLinux(Ubuntu)を入れる方法|最後に
あとは無事にUbuntu(Linux)のインストールが無事に終わったら、文字の切り替え方法であったり、
いろいろなファイルのダウンロード、インストールの設定などなどが、
MacやWindowsとは異なってくるので、そこら辺は徐々に慣れていけばOKです。
こんな感じでLinuxを入れる事によって、今まで使い物にならなかったパソコンが一気に復活するのでおすすめです。
Macを買うお金がないけれど、スタバでMacを人前で堂々と広げてドヤ顔がしたいという事なら、
中古で1~2万円位の昔の「MacBook Pro」や「MacBook Air」でも買って、その中にLinuxでも入れて使えば、
今後、何の問題もなく使えるようになるのでおすすめです。
もちろんiMacだけに限らず、ボロボロの型落ちのWindowsパソコンだったりもLinux OSを入れる事で普通に使えるようになります。