【親知らず】智歯周囲炎、奥歯が痛い時に自力で治す|歯周病に効く歯磨き粉を考察

今現在、親知らずがある人に対して書いた記事で、

智歯周囲炎などで、奥歯が痛い時に自力で治す方法として有効な効果のある方法について。

歯周病に効く歯磨き粉や塗り薬など、そこら辺について書いてみました。

智歯周囲炎、奥歯が痛い時に自力で治すために出来る事

智歯周囲炎、奥歯が痛い時に自力で治すために出来る事としては、

  • 歯磨き粉を変える
  • 塗り薬を使う
  • 血は出来る限り外に出す
  • 薬を飲む
  • 親知らずを抜く
  • 智歯周囲炎、奥歯が痛い時におすすめの歯磨き粉

    まずは、こういった智歯周囲炎だけに限らず、

    歯肉炎、歯周病、歯槽膿漏などの治療に、効果的なおすすめの歯磨き粉というのが、

    1. アセスE
    2. DENTシステマSP-Tジェル
    3. クリーンデンタルLトータルケア

    歯周病に関しては、歯肉炎 ⇒ 歯周炎 ⇒ 歯槽膿漏の順番で悪くなる。

    歯肉炎は、歯茎に炎症が出ている状態で、これが歯周炎という事になると、

    顎の骨にまで影響が出ていたりといった状態で、

    これが酷いものになると歯がグラグラになったりとそういった状態になってしまう。

    こういった病気に有効な成分というのは、本当にたくさんあって、

    そんな中でも特に重要な成分というのを簡単に表にまとめてみるとこんな感じ。

    アセス 薬用アセス クリーンデンタルLトータルケア DENTシステマSP-Tジェル デントヘルス
    イソプロピルメチルフェノール(IPMP):殺菌
    トラネキサム酸(TXA):抗炎症
    塩化セチルピリジニウム(CPC):殺菌
    β-グリチルリチン酸:抗炎症
    フッ化ナトリウム(フッ素):虫歯予防 1450ppm 1450ppm 1450ppm
    酢酸トコフェロール(ビタミンE):歯茎活性化
    塩化ナトリウム:歯茎引き締め
    研磨剤(ジェル系):着色汚れ落とし、歯石蓄積防止

    それぞれの成分の詳細に関しては、ここではいちいち解説はしないですが、

    簡単に書いておくと、

    殺菌に関して最強なのは、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)

    歯茎の赤みや腫れには、トラネキサム酸

    血がよく出る人は、酢酸トコフェロール(ビタミンE)

    とにかく、こういった中でもおすすめの歯磨き粉としては、上で紹介した3つがおすすめです。

    アセスE

    日本で唯一の医薬品である「アセスE」で、

    それ以外の歯磨き粉に関しては、全て薬用です。

    ここでは医薬品と薬用の違いについては詳しくは書きませんが、

    とにかく「アセスE」は歯周病の予防や治療に対してはかなり効果的で、

    歯周病に対しての臨床結果をホームページ上で公開しています。

    そんな事をしてるのは、この「アセスE」だけ。

    https://www.acess.jp/products/acess/

    完全に歯周病に特化した歯磨き粉。

    DENTシステマSP-Tジェル

    次におすすめなのが「DENTシステマSP-Tジェル」で、

    歯医者さんなんかにおすすめとして置いてあるようなもの。

    そんな中でもこの「DENTシステマSP-Tジェル」に関しては、

    中に入っている薬用有効成分が世に出ている歯磨き粉の中でも最大量入っているというのが特徴。

    ただし「DENTシステマSP-Tジェル」に関しては、ドラッグストア等では、

    なかなか取り扱いがないので、僕は毎度アマゾンで購入するようにしています。

    DENTシステマSP-Tジェル」は特に知覚過敏に効果があるなと感じています。

    クリーンデンタルLトータルケア

    この「クリーンデンタルLトータルケア」に関しては、

    とにかくいろいろな薬用成分がごっちゃごちゃに入っていて、

    DENTシステマSP-Tジェル」と同じで、「クリーンデンタルLトータルケア」には、

    IPMPとCPCが両方入っているというのがポイントが高い。

    基本的に、これらの成分が2つ同時に入っている歯磨き粉というのは他にないです。

    これら2つの違いとしては「DENTシステマSP-Tジェル」には研磨剤が入っていないので歯茎に優しい上に、

    クリーンデンタルLトータルケア」には入っていないトラネキサム酸入りなので、より治療向き。

    その代わりに「クリーンデンタルLトータルケア」には、研磨剤が入っているので、

    歯の着色汚れなどが気になるという人には、こっちの方がいいでしょう。

    智歯周囲炎、奥歯が痛い時におすすめの塗り薬

    次に、歯磨き粉だけでなく、例えば、

    夜の寝る前なんかに塗るための薬もあって、僕が使っているのは「デントヘルス」というもの。

    もし奥歯や歯茎に痛みが出た際なんかには、

    これをグリグリと塗り込む事によって、通常よりも早く治ります。

    値段も1000円しないので、頻繁に歯が痛くなるという人に関しては、1個持っておいても損はないはずです。

    あとは歯ブラシが届きにくい場所に関しては、マウスウォッシュなんかを使うのもありです。

    ただしあまりに使い過ぎると、大事な口内細菌までをも殺してしまう可能性もあるので、使い過ぎには注意です。

    なので僕はマウスウォッシュではなく「GUMのデンタルリンス(薬用液体ハミガキ)」を一応常備しています。

    血は出来る限り出した方が治りが早い

    そして上で紹介した歯磨き粉や塗り薬をグリグリと塗る際に、

    出来るだけ歯茎の中に溜まった血などは外に出した方が治りが早いです。

    あまりに歯ブラシでガシャガシャとやってしまうと、歯茎に無理に傷がついてしまうのでほどほどがベスト。

    歯が痛んでいる時なんかには「デントヘルス」を指でグリグリと塗り込んでいると大量に血が出てきます。

    でもとりあえず出せる分は出した方が圧倒的に治りが早いのでおすすめです。

    ただしいつまで経っても歯ぐきから血が止まらないという事であれば、

    場所や場合によっては歯茎の形が変わってしまって外に飛び出してしまっている場合なんかもあるので、

    その場合は歯医者で余計な部分を切り落としてもらうというのもあり(僕の場合はそうしてもらいました)

    歯医者さんで薬をもらって飲む

    そしてあまりにも痛みが酷いという事であれば、

    歯医者に行って抗生物質(抗菌薬)や痛み止めを貰うというのもありです。

    僕は基本的に抗生物質というものは、腸内細菌に影響を与えるかもという事であまり飲みたくはないので、

    痛みがあまりにも酷過ぎるという事であれば、痛み止めを飲みつつ上で紹介した方法でいつも治しています。

    ただしやっぱり予防ではなく、根本的に治すという事であればやっぱり歯医者ですね。

    親知らずを抜くのが一番手っ取り早い

    親知らずも通常であれば、さっさと歯医者で抜いてしまえば問題はないのですが、

    たまに親知らずが変な生え方をしていて、なかなか抜糸が難しい、

    その結果、たまに智歯周囲炎など、奥歯が痛いといった場合もあるはず。

    ちなみに僕も親知らずは3回くらいは抜いた記憶はあるのですが、

    1つなかなか厄介な親知らずが1本残っているんですね。

    それがこんな感じ。

    こういった感じで、完全に歯茎の中に親知らずが隠れている場合だと、

    なかなか普通の歯医者では簡単に抜く事が出来ず、

    下手するとちょっとした大きめの病院で抜く必要が出てきたりするんですね。

    しかもそれだけではなく、親知らずが下歯槽神経といって、あごの近くにある神経と親知らずがくっついていて、

    親知らずを抜糸する際に、最悪の場合、その神経を傷つけてしまい、一生後遺症が残ってしまう場合も出てくる。

    通常であれば、こういった親知らずの場合は、歯が外に出ていないため悪さをしない。

    ただし僕の場合は、今までは全く悪さをしなかったこの親知らずが、ここ最近はちょっと痛みが出る事があったりとしているので、

    近々抜糸をしようかどうしようかというのをちょっと本気で考え中です。

    追記:どうしても手術+後遺症というのが嫌だったので、いくつも歯医者をまわった結果、手術をしなくても済みそうです。

    本当に医者もそうですが、歯医者さんもその医者によって言う事、治療方法がバラバラだったりもするので、

    自分が信頼のおける歯医者さんをまるで宝探しかのように探し当てる事がかなり重要です。

    僕の場合は歯医者を3件まわって、その内2件は大きな病院で全身麻酔をかけて手術と言われていたのですが、

    ある1件の歯医者では、手術はしなくてもほんのちょっと処置をすれば問題ないですと言われホッとしました。

    智歯周囲炎、奥歯が痛い時に自力で治す|歯周病に効く歯磨き粉|最後に

    歯や歯が痛いというのは本当に辛くて、QOLが爆下がり。

    他の作業が何も手につかなくなるレベルで痛くなる事もありますし、下手すると夜も寝れなくなっちゃうくらいに辛い。

    ただ1つ問題なのが、今回紹介した歯磨き粉というのは、通常の歯磨き粉と比べても、割と高いものが多いんですね。

    ただし、ここに関してはしょうがない部分で、年を取れば取る程にここら辺に関しては、今後もっと金がかかってきます。

    なので早い内からいろいろと気を遣って生活をしていくというのは重要で、

    歯周病予防の歯磨き粉に関しては、ある程度の値段はしますけど(とは言ってもほんの1000円ちょっと)

    1度買ってしまえば、そうそうすぐになくなるようなものでもないので、コスパとしてはいいと思いますよ。

    ある程度お金に余裕がある人は、朝は「アセスE」で、夜は「DENTシステマSP-Tジェル」という風に使い分ければ最強。

    お金に余裕がない人はどっちかを買っておけばOKですが「アセスE」は医薬品な分、味にちょっと癖があるのでそこだけは注意。

    ただし効果もある分、一度味に慣れてしまうと、もうこれ以外では歯を磨けなくなるという人も多いです。

    なので一押しなのは「アセスE」でこちらは完全に歯周病予防に特化。

    そして「DENTシステマSP-Tジェル」は特に知覚過敏に効果的といった感じ。

    海外に住んでいてアセスやSP-Tジェルなどの歯磨き粉が手に入らない場合

    今回紹介した「アセスE」に関しては、海外だと「Parodontax」という名前で、似たようなものが安く購入出来るのですが、

    中の成分が日本のものと全く同じかというと、そんな事もないはずで、

    ただし日本の「アセスE」と比べても値段は圧倒的に安いので、

    もし、今現在海外に住んでいて、今回紹介したような歯磨き粉が手に入らないという事であれば、

    近所の薬局やスーパーなんかに「Parodontax」を買いに行くというのをおすすめします。

    今回の記事が参考になれば幸いです。