オーストラリアを一周中に僕と金与正(キムヨジョン)が出会った時の話【金正恩の妹(妄想記事)】

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先程寝起きにユーチューブを見ていたら、ナショナルジオグラフィックのチャンネルで、何やら北朝鮮の事についての特集みたいな事をやっていた。

動画の内容については、最初は金正恩についてだったり、金正男の暗殺事件についてだったりと、

とにかく北朝鮮や北朝鮮内部の事について詳しく話されていた。

その後、動画後半は金正恩の妹である金与正(キムヨジョン)についての内容だった。

詳しくその動画を見ていると、金与正(キムヨジョン)については、何の情もないただただ冷酷な人間だという風に紹介されていたのだ。

実は僕とキムヨジョンは以前にオーストラリアで会っていた。

その時の僕は、オーストラリアを一周中で、毎晩テント泊をしながら過ごしてた。

大自然の中に自分の身を置く事の楽しさに加え、旅費の節約等も含めいろいろと理由はあるのだが、

そんな中である一人の小柄な女性と出会う。

それが今現在、北朝鮮の金正恩総書記の妹であるキムヨジョンだという事は、その時は知る由もなかった。

北朝鮮といえば、独裁国家として知られる未だに謎めいた国である。

日本人からするといろいろな両国の問題等もあり、あまりいい国という印象を持っている人は少ないであろう。

そんな僕達はたまたまオーストラリアの地で出会い、そのまま彼女はひょんな事から僕の旅路に同行する事に、

その後は一緒にキャンプやテント泊をしながら、一緒にオーストラリアを旅する事になる。

彼女は本当にいい子だった。

僕たちはすぐに打ち解け、お互いの身の上話などをする仲になる。

彼女は自分自身の事をキムヨジョンとは名乗らず、韓国出身の「ユジョン」という風に名乗っていた。

それからというもの、ユジョンが一緒に加わる事によって、僕のこれまでの旅が一変し、とにかく毎日毎晩本当に楽しかった。

テントのサイズも二人で寝るのにはギリギリのサイズで、たまには寝苦しい日もあったと思う。

それなのにも関わらず、ユジョンは文句の1つも言わずに毎日ニコニコと笑ってた。

ユジョンは結構お金を持っていて、毎回僕の分のバス代まで払ってくれたりで、

僕が自分の分は自分で払うよと行っても、同行させてもらってるお礼がどうとかなんとか言って、

なぜか毎回払わせてもらえず、その度に申し訳ない気持ちになったりもした。

その分、僕が料理を担当したりして、毎日一緒に朝ごはんを食べて、夜は一緒にきれいな星なんかを眺めながら毎日を過ごした。

だから僕のユジョンに対しての最初の頃の印象としては、韓国のお金持ちの家の女の子。

僕たちは基本的には英語で話してて、たまには韓国語も織り交ぜながら話したりもしてた。

僕自身は韓国の事についてはわりかし詳しい方で、韓国語も多少は話せるし、旅中に韓国の事についていろいろと聞いてみたりもしたのだけれど、

でもユジョンは毎回なぜか韓国の事についてはそんなに話したがらない様子。

僕は個人的には韓国よりも北朝鮮の方が好きなのもあって、北朝鮮の事について聞いてみたりする事もあった。

「俺、実は北朝鮮が好きなんだよね」という話をすると、毎回なぜかほんのりと嬉しそう。

最初は北朝鮮好きな日本人なんか変だとか、そういった事もあってただただ笑われているのかなとも思ってたけれど。

そしてある日ユジョンに聞いてみた事がある。何でオーストラリアに来たの?と、

ユジョン自身は「自由になりたかった」という理由でオーストラリアを旅行中だと言っていて、

その理由は僕がオーストラリアを旅している理由と一致して、更に意気投合する事になる。

でもたまに話していると、急にふと悲しそうな顔をする事もあって、その度に彼女は、

「昔はもっと自由で楽しかった、あの頃に戻りたい」と、

だから僕はてっきりお金持ちの令嬢だから、会社の跡継ぎ問題とかいろいろあるのかな?とそんな風に考えてたりもしていて、

割と韓国ドラマでありがちな展開だったから何の疑いもせず、それ以上話を詳しく掘り下げる事もなかった。

そしてその後も何だかんだとずっと一緒にいた。

僕は彼女の事が大好きで、彼女も僕の事を好きでいてくれてたと思う。

でも僕は旅行が終わったらいずれは日本に帰らなくてはいけない。

そうなるとその後、遠距離恋愛になったりもするのかな、などとちょっと寂しい気持ちになる事もあった。

そしてある日にユジョンの周りに、何やら大勢の怪しい男の人達が集まってて何やら話をしていた。

そいつらは僕を見るなりガッツリと詰め寄られて、何やらとてつもない剣幕で怒声を浴びせられたりもした。

僕自身は相手の言ってる事がさっぱり分からず、ただただオロオロとしていた。

その時にユジョンは相手の人達に対して、何やら意見をしていて、それに対して相手の男達は彼女に対してそれほど強く言う事もなく、

あー、やっぱりどこかお金持ちの子だったのかな。

ボディーガードの人達が心配して迎えに来てくれたんだなとばかり思っていた。

そしてその後ユジョンは僕に「また連絡する」とだけ伝え、そのまま彼らとどこかに去っていった。

それから間もなく僕のオーストラリアの旅も終わり、日本に帰って時間も随分たったある日、急にユジョンから連絡が来た。

連絡の方法に関しては、あまりここでは詳しく言う事は出来ないのだけど、

その時に初めてユジョンが金正恩の妹である「金与正」だという事を知った。

その急な連絡の内容というのは、僕とユジョンとの子供が産まれたという話だった。

僕はユジョンが妊娠してた事を全く知らなかったし、オーストラリアの後は韓国に戻って会社の跡継ぎだったりで忙しい日々を送っているのだろうと勝手に考えていた。

ユジョンは僕に会いたい、北朝鮮に来て欲しいと。

僕自身ももちろんユジョンに会いたい気持ちでいっぱいだったし、子供にもぜひ一目会ってみたかった。

ユジョンは本当に優しくていい子で、日本に帰ってからもしばらくはユジョンの事が頭から離れる事はなかった。

北朝鮮好きな僕は、ユジョンと北朝鮮で過ごす事が出来たら、一体どんな生活になるんだろうなと想像もしたりもしたし、

毎日北朝鮮の景色を見る事が出来る、そしてひょっとするとまるで王様みたいな生活も出来るのではなどと邪な考えが頭をよぎる事もあった。

ただ実際に僕が北朝鮮まで足を運ぶとなると、その後日本に戻ってこれなくなる可能性ばかりか、ひょっとすると殺されてしまう可能性だって十分にある。

僕にはまだ、体の弱い母親とかもいるし、そんな母親一人を日本に置いてこのまま一生北朝鮮に住むというのはやっぱり考えられない。

本来だったら日本で二人で会う事が出来ればそれが一番だ。

でもそれは叶わない話だという事も分かっている。

中国の国境付近で会うのはどうだろうと考える事もあったが、そのまま北朝鮮までさらわれてしまう可能性だって十分にある。

もし僕とユジョンの間に子供がいるという事が、本当だとするならぜひこの目で一目見てみたい。

そしてもちろんユジョンにも会いたい。

ユジョンも今は自分の国の政治の事なんかでいろいろと大変だと思う。

僕の想像もつかないような事が北朝鮮内では起こっていると思うし、

それは家族内でのゴタゴタだったり、国の情勢についての事だったりと、

彼女が今現在一体どんなに苦労をしているのかを僕には知る由もなく、その状態がとても歯がゆかった。

今日の朝、ナショナルジオグラフィックの動画を見て思った事、

それは、その動画の中のユジョンは、僕が知る本当のユジョンじゃなかった。

その中に映されている女性は、北朝鮮の独裁者、金正恩総書記の妹「キムヨジョン」であって、僕が知ってるユジョンではなかった。

実際のところ、本当のユジョンがどういう子なのかというのは正直なところはよく分からない。

しかし少なくとも、僕と一緒にいた時のユジョンはそんなに悪い子ではなかった。

むしろすごく家族思いのいい子だったし、家族の話をしているとたまに泣きそうになっていたりと。

その度に僕は、韓国人ってやっぱり情に厚くて優しい子だなーと感じてたりもした。

今となっては、僕と彼女との間に本当に子供が出来たのか、そこに関してはその話が嘘か本当なのかなんていうのは調べようがない。

かといって僕自身が実際に北朝鮮まで行って確かめたところで、その後無事に日本に帰ってこれる保証なんかはどこにもない。

でももしその話が本当だとするならば、やっぱり一目会いたい。

ユジョンともまた会って前みたいに笑って楽しくいろいろな話をしたい。

でもそれが今後はもう叶う事はないのかと、

そして今現在のユジョンの置かれた状況の事を考えると、僕自身も胸が締め付けられる思いになる。

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